73: 名無しさん@おーぷん 2015/10/27(火)15:49:03 ID:7id

子供が生まれたのを機にミシン買って、以来色々作ってる。あくまで趣味。

ネットや本で調べたりもするし、人に教えたり、私得意ですとは言えないレベル。

親戚の結婚式があったとき、当時一歳の息子にスーツ一式と帽子を作ったことがあり、義母や義祖母など

ご年配の奥様方に褒めて頂いた。それをどこかで聞いたらしい義弟嫁が、自分も作りたいので、教えて欲しいと言われた。

私の技術は自己流の上未熟なので、先生とか講師とか、そういう立場にはなれないことを説明して、相談だけということで了承して貰った。

早速、どんな生地で作ればいいのか悩んでいると言うことで、お互いの家の中間地点である義弟嫁実家へ集合。

同じく物作りが趣味(でも編み物専門)の義弟嫁母と、義弟とで近所の洋裁店(結構大きい)へ。




私「私は、こういうサージっていう生地で作りました」(実物見せながら)

義弟嫁「なんか普通だなぁ…こういう生地で、私もワンピースを作ってお揃いで着たら可愛いんじゃない?」(裏地用っぽいサテン生地)

義弟「なんかツルツルしてね?これでスーツ作ったら芸人っぽいよ」

嫁母「ワンピースにはいいかもしれないけど…それ、ツヤがありすぎない?」

私「義弟子君には裏地として使ったら、統一感出るんじゃないですか?こっちのフラノっていう生地も、スーツでよく使われるそうですよ」

義弟嫁「(私の持ってきた生地見て)えー…なんかおっさんみたい。もっとかわいい感じじゃなきゃだめ。

    あ!これとかかわいい!」(花柄リバティのローン生地)

義弟「義弟子に花柄のスーツ着せんの!?さすがにおかしいだろ」

私「柄が良いなら、このツイードとか、色々模様があって、義弟子君のスーツなら明るめでいいんじゃないですか?ちょっとごついかな?」

嫁母「あら、素敵。義弟嫁、杉綾模様とか可愛いんじゃない?」

義弟「ホームズっぽくていいね!」

義弟嫁「もういいっ!みんな勝手にすればいい!!」

そう叫ぶと、義弟嫁、その場で地団駄踏んで帰ってしまった。あとで義弟嫁がメール来たんだけど


74: 名無しさん@おーぷん 2015/10/27(火)15:49:21 ID:7id

・義弟嫁の計画では「この生地良いなー」という義弟嫁に、「そんな発想なかった!素敵!さすが義弟嫁ちゃん!!」と賛同すべきだった。

 初心者なんだから優しくすべき。むしろ私さんが「面白い組み合わせね!是非私に作らせて!」と言うのが道理だ。

・今回は大目に見てあげるから、この前の生地で義弟子にスーツ作って。私のワンピースもね!

・私のファッションセンスを垣間見て勉強になったでしょ?その勉強代と生地代で相殺してあげる。

速攻、夫経由で義弟に転送&義弟嫁母に相談。義弟は仕事終わったその足で謝罪に来てくれて、有り金置いていこうとしたので止めた。

義弟嫁母は烈火のごとく怒り、義弟嫁をギッチギチに〆てくれた。

お母さんはしっかりした人なのに…と疑問に思ってたが、亡き義弟嫁の父が、義弟嫁に甘々で「お母さん怖いね~」とかいうタイプだったそう。

義弟嫁は何が悪かったか分かってなかった風だが、私に関わると面倒くさい事になると理解して、それ以来関わってこないので平和。

義弟子のスーツがどうなったかは知らない。

いい年した大人が公衆の面前で地団駄踏む姿を初めて見た。義弟嫁美人だから迫力あったなー。


75: 名無しさん@おーぷん 2015/10/27(火)16:12:35 ID:wXe

げげっ、甘ったれでうぬぼれやで幼稚な弟嫁

そんなのが身近にいるのは暑苦しいねえ もう寒いけど

関わってこなくなって、おめでとー


77: 名無しさん@おーぷん 2015/10/27(火)16:44:52 ID:5wQ

>>73

1行目でわかる、作ってくれくれ、逃げとけ逃げとけ。


引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その10