398:398 ◆5gYcQofwHjg2投稿日:2013/11/29(金) 16:59:42.22ID:J/SyAkTD0



プチ修羅場投下、5年程前のことです。

私子:平凡な会社員 彼男と半同棲中

彼男:私子の彼氏で元同僚 私子の家に転がり込んでいる 

浮美:私子の同僚 ×1子持ち 

友男:浮美の彼氏で私子の同僚 



私子と彼男は元々同じ会社の同僚だったが、彼男が上司と折り合いがつかず退職。

彼男が住んでいたのは会社の寮だった為、次の仕事が決まるまで私子の家に住む事に。

付き合って3年くらい、お互いの両親との顔合わせも済んでおり婚約状態。

4人は仲が良く、うちで飲んだりする事も多い間柄。ここまでが前提。



その日はかなり体調が悪く熱も出ていたが、どうしても仕上げなければならない仕事があり出社。

熱で朦朧としながらも、定時で帰宅する浮美と少し会話をしてを見送った。












浮美「私子お疲れ様、今日も残業?」

私子「この仕事今日中に絶対終わらせないとだからね、今日も午前様かな」

浮美「そっか、まぁ頑張ってねー おつかれー」

私子「お疲れ様、また明日ね」



それから1時間程経ってから少し休憩を取っていると友男が話しかけてきた。

友男「かなり顔色悪いけど大丈夫か?今日はもう帰って休んだ方がいいんじゃないか」

私子「でも今日中に終わらせないと大変な思いするのは自分だからさ、何とか頑張って仕上げるよ」

友男「他に手空いてる奴もいるし任せて大丈夫だよ、俺上司に言ってくるから待ってな」

私子「ありがとう」

友男の計らいもあり、30分程で帰宅を許されたのでフラフラしながら帰宅。

玄関を入ると、明らかに私の物ではないパンプス。そして風呂場からはシャワーの音と男女の声…というか女性のアノ時の声がする。



一瞬家を間違えたのかと思ったけど玄関周りの物はパンプス以外はどう見ても私の物。

そのまま風呂場はスルーして寝室に入ると脱ぎ捨てられた男女の服が目に入った。

その時浮かび上がった感情は怒りよりも「汚い」という感情。

脱ぎ捨てられた服をゴミ袋に詰めて、ついでに彼男の服(元々服に無頓着なため普通のゴミ袋に入りきる量)も詰めベランダに。




399: 398 ◆5gYcQofwHjg2 投稿日:2013/11/29(金) 17:02:34.23 ID:J/SyAkTD0



風呂場の男女は気付く様子も出てくる様子もない事からまだまだ行為続行中。

ここでやっと浮気されているという事実がブワーっと押し寄せてきて気付けば泣いていたが

さらに数分経過してもまだ出てくる様子がない事に対して、段々腹が立ってきたので携帯を写真モードにして風呂場に突撃。

風呂場の扉を開けるとそこにはドッキングした彼男と浮美の姿が。



彼男「うおぁぁ!?私子!!??」

浮美「えっ…」

「カシャッ」無言で写真を撮る

彼男「あれっ?あ、な、何で?今日も遅くなるんじゃなかったの?何で?!いつ帰ったの??」

浮美は写真を撮られた事に気付いて顔を隠すけどもう遅い、てかまだドッキング中。



私子「何してんのあんたら人ん家で…」

彼男「いやこれは違うから!ほんと違うから!!」

浮美「…」

私子「違うからって言って信じる状況じゃねーだろどう考えても」

彼男「…」

私子「浮美、友男呼ぶから待ってな」

浮美「やだっ!嫌!!やめて!!!やめてよ!!」

その場から立ち去るついでにバスタオルを全てシャワーに向かってぶん投げた。



玄関を飛び出してすぐに友男に電話、5コールくらいで友男が出る。

友男「おーお疲れ、どした?仕事の事なら問題な… 私子「今すぐうちきて!」」

友男「はっ?どうしたんだよ」

私子「すぐきて浮美が彼…」ここで浮美が真っ裸で飛び出してきて私を突き飛ばしてきた

浮美「友男に言わないでって言ったのに!!くぁwせdrftgyふじこlp!!!!」

友男「浮美?あれ?今そこいるの?何で???」

私子「とにかく早くきて!!!!」

言いつつ浮美と距離を取っていると真っ裸の彼男が玄関から少し覗いてる。

彼男「私子?俺の服ないんだけど…」

私子「は?汚いから捨てた、欲しいならゴミ捨て場に取りに行けば?」

彼男「…」




400: 398 ◆5gYcQofwHjg2 投稿日:2013/11/29(金) 17:08:57.88 ID:J/SyAkTD0



私子「友男も呼んだからすぐ来ると思う、あんたもとりあえず家入れば」

浮美を促すと観念した様に家の中に。

私子「てか床濡れるからあんた達の居場所はそこね(風呂場指差し)」



うちは会社から1駅の駅近物件なので15分程で友男も到着。

着くなり友男を風呂場に連れて行きびしょ濡れのバスタオルに包まる2人を見せる。

友男「…は?何これ?」

浮美「違う!これは違うの…!」

私子「違わないよ、はいこれ(写真を見せる)」

浮美「やあぁぁぁめてああぁぁぁfくぁwせdrftgyふじこlぉぉ@!!」



友男で浮美と彼男を見ると大きくため息を吐いて

「とりあえず服着ろよ…」

ベランダに出していたゴミ袋を持って来て彼男と浮美に投げつけて服を着させました。



その後は不毛な話し合いが1時間程ありましたが、最終的には双方別れる形で決着。

聞けば私が残業の日は必ず浮美を招いて愛し合っていた()とか。

「仕事ばかりで全然構ってくれない!」なんて2人口を揃えて言ってた時なんて鼻で笑ってしまいました。

同僚ならどれだけ激務か知ってるだろうと。



後日、彼男のご両親から土下座で謝罪され、婚約破棄の慰謝料を頂きました。

ご両親はかなり良い人達だったんですけどね…。

浮美は件の翌日に無断欠勤→そのまま自主退職をしましたが

1ヶ月程は会社前で友男の出社と帰宅にあわせて出没し復縁を迫っていたそうです。



熱で朦朧としながらも行動は微妙に冴えてたなと今思うと笑えてきます。

近々取引先で知り合った方と入籍をするので厄落としついでに記念カキコ。

まとまりのない文章ですが読んで頂き有難うございました。




401: 恋人は名無しさん 投稿日:2013/11/29(金) 17:14:10.98 ID:pgCziqZfP



プチではなく、かなりの修羅場で



407: 398 投稿日:2013/11/29(金) 17:54:38.17 ID:J/SyAkTD0



PC再起動かかったらトリ分からなくなってしまった…



>>401

かなりですかね?

今となっては2人の唖然とした表情とか思い出すと笑えるのでプチかなーとw



>>403

端折ってしまってたので後出しになりますが

別れてすぐは物件等を探す暇がなかったのでマンスリーマンションに避難してその間ゆっくり探しました

慰謝料として渡されたお金が結構な高額でしたので思い切り家具も買い換え出来ました

季節は冬でちょうど今日くらいの寒さだっと思います



それでは失礼します、有難うございました