523:名無しさん@おーぷん2014/11/25(火)23:15:51 ID:Ebw



名前に関する修羅場





私(女)の名前は読みも字面も普通

絶対数は多くは無いけどめずらしくもない名前(貴和子とか真澄とかそんなん)

両親の名前も普通

こっちも世代的にはありふれてる名前

ここまで前提



少し前に疎遠だった父方の親戚たちと会う機会があった

祖父母以上の世代は私が小さいときに既に亡くなってるし、兄弟間の歳が離れてるせいで結婚式するような年齢の親戚も無く、私たち家族は遠方に住んでたから本当に久々に会った

昔から両親は兄弟たちのことを「○○(地名)の姉さん」という風に呼んでいたから、伯父や伯母の名前を意識したことはなかった














それで記憶に無いくらい昔振りに再会して、先祖のご供養か何かで記名されたそれぞれの名前を見たらそのまま固まってしまった

兄弟や従兄弟の殆んどの名前がことごとく読めないか、見たこともない字面。読ませ字としてもあり得ないレベル

息子って書いて「やすこ」とか、幹市って書いて「まさし」とか吾斗夢(あとむ)とかそういうノリ

その場では何も聞かなかったし、何も言わなかったけど「DQNネーム」という単語が頭の中をぐるぐる回ってた



帰宅してから父親に名前のことを聞いてみると、どうやらDQNというより先祖代々ネーミングセンスが最悪だったことが発覚

祖父母や曾祖父母やその他諸々の親戚の名前も聞けば聞くほど凄まじい名前ばかりで、どこかで軌道修正が入ったり反面教師になったりは無かったらしい



そこで私はふと父親は普通の名前だったことを思い出し、何故そういった名前にならなかったのか聞いてみた

どうやら名付けをしていた祖父がネタ切れを起こしたらしく出生届を町役場に白紙のまま出しにいき、町役場の係の人に何でもいいから名前を付けろと言ったらしい

町役場も今ほどキッチリしておらず、じゃあそれならと秋に生まれたから秋男みたいな平々凡々な名前になった

経緯はひどいが町役場の係の人がまともなネーミングセンスだったために、結果的に父は兄弟で唯一まともな名前になったらしい



そしてその話をご供養に行かれなかった母親にしてみると、母親の親戚も負けず劣らずネーミングセンスがひどいということが発覚

幸い母方は祖父が軌道修正したらしく、母親と叔父の名前は普通だった。長男の伯父の名前は曾祖父が付けたらしく凄まじかったが



今まで気が付かなかったけれどもし母方の祖父が軌道修正していなかったら、もし私の両親がかかあ天下じゃなかったら、私もネーミングセンス最悪のDQNネームになっていたかもしれないと思った時が修羅場だった



524: 名無しさん@おーぷん 2014/11/25(火)23:23:12 ID:Kn7



>>523

大正時代~戦後はハイカラブームやアメリカ被れみたいなのがあったから、なんか森鴎外の子供みたいな名前付けたくなったのかもよ?

DQNネームって代々、衝撃を与えるんだね…息子に普通の名前付けて良かったw



引用元: ・今までにあった修羅場を語れ【その6】