187: 名無しさん@おーぷん 2015/09/27(日)20:27:06 ID:PXw
高校時代、私は遅刻常習犯だった。
高校に入ってから母も仕事を始め、朝早くに家を出て行ってしまうようになったので、寝坊する事が増えてきた。

高2のある日、私はまた同じように寝坊してしまった。
この日は定期テストがあり、受験しないと場合によっては留年ということにもなりかねない。
そうならない為にも、テストに間に合うようにしなければならない。


大急ぎで支度をし、学校に向かう私。
学校は家から15分くらいの所なので、上手くいけばテストの時間に間に合う!と、校門前まで来た時に急に今まで経験したことないような激しい腹痛が…。
校舎まであともう少しだけど、あまりの激痛に動けなくなってしまいうずくまる私。

なんとか助けを呼ぶが、周りに人の気配はなかった。
そのうちに痛みが増して吐き気も併発、更に冷や汗も出てきて意識が朦朧とし始めた。

私このまま終わるのかなぁ…と思っていたら、クラスメイトのK子が現れた。K子とは高校で知り合い、大の仲良しなんだけど、どうやら彼女も寝坊をしてしまったらしい。

K子は私の顔を覗いて「どうしたの!?大丈夫!?」と(言ってたらしかったんだけど、その時の私は意識を保つのに必死でK子の言葉が全然入らなかった)。
顔面蒼白で汗だくの私を見たK子は、急いで先生を呼んでくれた。

そしてようやく私は発見され病院へ搬送。どうやら昨日食べた海鮮丼にあたっていたようです。
ちなみにテストの方はというと、奇跡的に私もK子も赤点を免れ、無事卒業した。

偶然が呼んだ奇跡とはいえ、K子には感謝している。
あれから10年が経ち、もう27になるけど、今でもK子とは大の仲良しです。


191: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)08:08:20 ID:NYm
>>187
食あたりかぁ…
あれ辛いよね

まーとりあえず乙


引用元: ・今までにあった最大の修羅場を語るスレ6